職業の真実

「大学職員はやめとけ」の実態は?実際の体験談や行うべき対策を紹介!

  • 「大学職員はやめとけ」の理由を知りたい
  • 大学職員からの体験談や感想を聞きたい
  • 失敗せず就職する為にすべき対策を知りたい

大学職員への就職を目指す方は「実際の体験談や感想を知りたい」を考える人は多いのではないでしょうか?

中には肯定的な意見もあれば「大学職員はやめとけ」などの否定的な意見もあります。

そこで本記事では「大学職員はやめとけ」と言われる理由を詳しく紹介します。

大学職員になった後に後悔しないよう、しっかりとやめとけと言われる理由や対策を確認しておきましょう。

》『大学職員への就職で失敗しない為の対策』をすぐ確認

当記事ではSNSやクラウドソーシングを利用し、独自で募集した体験談をまとめています。
募集方法:クラウドワークス

「大学職員はやめとけ」と言われる6つの理由

「大学職員はやめとけ」と言われる6つの理由を紹介していきます。

  1. 関わる人が多い為、人間関係でストレスを感じる
  2. 肉体的・精神的にきつい業務内容が多い
  3. 大学職員で身につくスキルは汎用性が低い
  4. 少子高齢化の影響で将来性が乏しい
  5. 個人がどんなに頑張っても給料アップに繋がらない
  6. 同じ仕事の繰り返しでやりがいを感じづらい

1. 関わる人が多い為、人間関係でストレスを感じる

多くの人と関わるのが苦手な方は、大学職員に向いていません。

なぜなら、大学職員は多くの人と必然的に関わることが多い仕事だからです。

さらに、大学職員の特徴として挙げられるのが、以下のように異なる立場の人との関わりが多いということ。

  • 上司
  • 部下
  • 大学教授
  • 学生
  • 保護者

上司や学長、理事、そして教授などに気を遣い、無理な要求に応えなければならないことも多々あります。

また、大学職員は「横のつながり」も薄い傾向があります。

大学職員を対象にした情報共有についてのアンケートでは次のような意見があります。

PR TIMES

全体の約5割が「インタラクティブ(双方的)な情報共有ができているとは思わない」と回答。

さらに、情報共有の課題を尋ねた結果は次のようになっています。

PR TIMES

最も多いのは「学部間・教職員間などの横のつながりの情報共有不足」

このことから、大学職員同士のつながりも薄いことがわかります。

元々人と関わるのが苦手なら「大学職員はやめとけ」という声を受け止めた方がいいかもしれません。

2.肉体的・精神的にきつい業務内容が多い

肉体的、精神的にきつい業務をしたくない方は、大学職員はおすすめしません。

なぜなら、大学職員の業務は、肉体的、精神的にきついと感じることが多いからです。

まず、大学職員は多岐に渡る配属先があります。

具体的には「総務部」や「情報処理部」「学生部」「企画・広報部」など。

各部署によって業務が異なりますが、どの大学にもある「総務部」の主な業務内容は次の通りです。

  • 教員のサポート
  • 講義内容の構成や管理
  • 履修管理
  • レポート管理
  • 講義資料作成 など

実際には期日を守らない教授に催促したり、授業方針の作成、変更などもイレギュラーで行います。

一方で、どの部署も事務作業がとにかく多く、日々の人間関係で疲弊することも多いのです。

このような理由から「大学職員はやめとけ」という声も多く聞かれています。

3.大学職員で身につくスキルは汎用性が低い

将来転職を考えている人にも、大学職員はおすすめしません。

なぜなら、大学職員の仕事で身につくスキルは汎用性が低く、転職先が見つかりにくいからです。

大学職員の仕事で主に身につくスキルは次の通りです。

  • 情報処理能力
  • タスク管理
  • コミュニケーション力

ちなみに、大学職員の主な仕事は以下の2つが大半です。

  • 教員のサポート
  • 講義内容の管理

これらは「大学」という特殊な場だから伸ばすことができます。

ただ、大学外で働くとなるとより高い営業やITのスキル、専門的な資格が求められることがほとんど。

その為、将来的に転職や独立を考えているなら、業務内容に物足りなさを感じるでしょう。

「将来起業する為に経験値を上げたい」

「転職してキャリアアップしたい」

このように思っている方は特に「大学職員はやめとけ」という声に耳を傾けた方が良いでしょう。

4.少子高齢化の響で将来性が乏しい

将来性が高い仕事に就きたいと思っている方は、大学職員はやめておいた方が良いでしょう。

なぜなら、今は少子高齢化が進んでいて、大学職員の将来性も危ぶまれているからです。

総務省統計局が公開している少子高齢化のデータは次の通りです。

統計が語る平成のあゆみ

データを見ると、0~14歳までは減少しているのに対し、65歳以上の高齢者は増加の一途をたどっています。

また、今後少子化がどう進んでいくかについては、経済産業省が平成30年にデータをまとめています。

2050年までの経済社会の構造変化と政策課題について

出生率は今後も減少する見込みで、少子高齢化に拍車がかからない状況。

子どもの数が減れば、当然大学に入る学生の数も少なくなり、経営は今以上に難しくなるでしょう。

20年、30年先も働きたいなら「大学職員はやめとけ」という声に耳を傾けた方がいいかもしれません。

5.個人がどんなに頑張っても給料アップに繋がらない

頑張りに応じて給料アップしたい方も、大学職員には向いていません。

なぜなら、大学職員の昇進は遅いと言われていて個人の頑張りが評価されにくいからです。

文部科学省がまとめたデータでは、大学職員(事務・技術職員)の給与は次のように表記されています。

平均年間給与
事務・技術職員約585万円
医療職員(病院看護師)約509万円
国立大学法人及び大学共同利用機関法人の役職員の給与等の水準

令和2年度の平均年間給与は約585万円となっています。

ただし、昇進について次のような記述があるのです。

「昇進については、旧国家Ⅱ種試験で採用された国家公務員よりも遅いスピードとなっている。」

「大学等における「教職協働」の先進的事例に係る調査」

このように、大学職員は一般の民間企業と比べて個人の頑張りが評価されにくい環境だと言えます。

給料が安定していても、頑張りが認められないのではモチベーションが保てません。

このような理由から「大学職員はやめとけ」と言われることも多いのです。

6.同じ仕事の繰り返しでやりがいを感じづらい

やりがいのある仕事がしたい方は、大学職員はおすすめしません。

なぜなら、大学職員は同じ仕事の繰り返しで、やりがいを感じにくいからです。

大学は「入学式」や「定期試験」といった年間行事が毎年ほぼ決まっています。

その為、このサイクルに沿って仕事を進めていくことになりますが、業務内容自体は大きく変わりません。

初年度は仕事を覚えるのが大変かもしれませんが、慣れてしまえば後は淡々と進められます。

同じ仕事の繰り返しが嫌だという方は、仕事そのものに飽きてしまうことも。

仕事に飽きれば、当然やりがいは感じにくくなり、日々の仕事がつまらないと思ってしまうでしょう。

やりがいを求めるなら「大学職員はやめとけ」という声を受け止めて、別の仕事を探した方が賢明です。

「大学職員はやめとけ」に当てはまらない人の特徴とは?

次に「大学職員はやめとけ」に当てはまらない人の特徴を紹介します。

  • 安定的に高い年収を維持しやすい
  • 安定して働き続けられる仕事をしたい
  • 国家公務員と同程度の年収・待遇が欲しい
  • ルーティンワークが好きな人
  • 年功序列で給与が増える職業で働きたい

安定的に高い給料を維持しやすい

安定した給料が欲しい方は、「大学職員はやめとけ」に当てはまりません。

なぜなら、大学職員は年収も平均より高く、他の業種以上に給与が安定しているからです。

前述した通り、大学職員の平均年収は約585万円。

一方で国税庁がまとめた平均年収は441万円となっています。

「1年を通じて勤務した給与所得者の年間の平均給与は441万円であり、前年に比べて2.0%増加した。」

平成30年分民間給与実態統計調査結果について

比較すると、大学職員は約144万円も年収が高いことになります。

民間企業と比べてリストラのリスクも少ない為、そういった意味でも安定して働けます。

このように大学の給与が安定しているのは、「運営費交付金」や「学生給付収入」がある為です。

  • 運営費交付金

各大学の収入不足を補う目的で国が出している補助金のこと。
各大学の学生数に応じて配分されています。

  • 学生給付収入

大学への在籍や入学への条件として、大学に納入するお金のこと。
授業料や入学金、教材費、暖房費、施設整備費などが含まれています。

補助金や収入があるからこそ、経営不振に陥りにくく、大学職員も安定した給与を得ることができるのです。

安定して働き続けられる仕事をしたい

10年先、20年先も安定して働きたい方も「大学職員はやめとけ」に当てはまりません。

なぜなら、大学職員の仕事は法律にも必要性が明記されていて、生涯的に安心して働ける仕事だからです。

必要性が明記されているのは「学校基本法」

学校基本法とは日本の教育について詳しく定めた法律です。

この学校基本法の中には、大学職員に関する記述もあります。

「大学には学長、教授、准教授、助教、助手及び事務職員を置かなければならない。」

「大学には、前項のほか、副学長、学部長、講師、技術職員その他必要な職員を置くことができる。」

学校基本法

はっきりと事務職員や技術職員、その他必要な職員を置くことができると明記されています。

一般的な民間企業だと、どうしても不況の煽りを受けてリストラされる恐れがあります。

一方で、大学は国や地域に欠かせない教育機関なので、そのようなリスクは少ない。

国や地域で協力しながら維持できるよう、また別の「教育基本法」という法律にも定められています。

「個人の要望や社会の要請にこたえ、社会において行われる教育は、国及び地方公共団体によって奨励されなければならない。

2 国及び地方公共団体は、図書館、博物館、公民館その他の社会教育施設の設置、学校の施設の利用、学習の機会及び情報の提供その他の適当な方法によって社会教育の振興に努めなければならない。」

教育基本法

各法律で明記されている点も踏まえて、安定して働けるのは大学職員ならではの大きな魅力です。

国家公務員と同程度の年収・待遇が欲しい

年収や待遇がとにかく良い仕事がしたい方も「大学職員はやめとけ」に当てはまりません。

なぜなら、大学職員は国家公務員に匹敵するほど、年収や待遇が良いからです。

大学職員の給料や年収は職場が国公立大学か、私立大学かによっても異なります。

特に待遇が良いのは国公立大学の職員です!

「みなし公務員」とされ、国家公務員と同程度の給料、待遇で働くことができます。

みなし公務員とは、民間企業に所属し、公務員ではないが、公益性や公共性に優れた仕事についている人のこと。

給料は各大学の教職員給与規定に定められた内容で支給されます。

賞与は年に2回で、4ヶ月分~6ヶ月分まで出る大学が多いとされています。

また福利厚生も充実しており、産前産後休暇や育児休暇などもしっかりと設けられているので、安心して働けます。

「産後、また職場に戻りたい」

このように思っている方は一般企業より大学職員を目指した方が、給与も待遇も良いのでおすすめですよ。

ルーティンワークが好きな人

ルーティンワークを苦なく楽しんでできる方も「大学職員はやめとけ」に当てはまりません。

なぜなら、大学職員の仕事は基本的にルーティンワークで、自分で組み立てがしやすいからです。

大学は年間行事が大体決まっている為、毎年殆ど同じ業務の繰り返しです。

初年度は覚えることが多くありますが、マニュアル化してしまえば、翌年以降はスムーズにできるでしょう。

ルーティンワークの魅力は、ミスが起こりにくかったり、効率的に仕事ができること。

ミスが起こりにくいので、安定した結果を常に出し続けることができます。

そういった意味では上司から叱責されにくく、ストレスフリーで働けるでしょう。

また、ルーティンワークは自分で作業内容を組み立てることができるのも魅力です。

つまり、自分でTODOを作成し、それをうまくこなしていくことができるのです。

こういった仕事が楽しいと思うなら、「やめとけ」どころか大学職員は適任だといえるでしょう。

年功序列で給与が増える職業で働きたい

勤続年数ごとに給与が増える仕事がしたい方も「大学職員はやめとけ」に当てはまりません。

なぜなら、大学職員は勤続年数に応じて給与が増える「年功序列」だからです。

一般的な民間企業の場合、昇給には次のような条件が設けられていることが多いです。

  • 売上
  • 成約件数
  • 個人のスキル

ですが、大学職員は仕事柄このような指標を設けることができず、評価制度が曖昧なのが現状。

その為、どうしても年功序列という仕組みが広く浸透しているのです。

近年は、この年功序列を見直し、目標を達成できたかどうかをチェックしている大学もあります。

それでも概ねの大学は未だに年功序列の傾向が強いのが現状です。

評価基準はどうしても曖昧になってしまう為、今後もしばらくはこのような状況が続くと思われます。

つまり、10年、20年先も安定して働ける可能性大!

今以上に給与が増える可能性が高い方がいい方は、大学職員はむしろおすすめの仕事です。

「大学職員はやめとけ」と感じた体験談や感想

ここでは「大学職員はやめとけ」と感じた体験談や感想を紹介します。

  • 業務量と給料が見合っていない
  • 中にはやる気のない学生もいる
  • スケジュール管理が大変
  • 年配職員とコミュニケーション取りにくいことがある

業務量と給料が見合っていない

(20代前半|女性)
とにかく、業務量が多く、給与がそれほど多くないため、給与以上の仕事を求められることです。
特に、私が配属された部署は所謂ブラックで、月の残業時間は60時間をゆうに超えることもしばしばありましたが、実際に支給される残業代はどの月も1〜2時間程度、多くても5時間程度でした。
その結果、私はライフワークバランスが完全に崩れ、うつ病を患い、退職に至りました。転職時の面接でも、このようなことをお話しすると、大抵はどの面接官も「ブラックかぁ。大学職員あるあるだね。」と言われますので、このような状況の大学はきっと多いのだろうと思います。

中にはやる気のない学生もいる

(20代後半|女性)
大学職員をやめた方がいいと思ったのは、向上心のない学生に出会った時です。何とかやる気を奮い立たせるようにアドバイスをするのですが、どうしてもやる気のない学生は一定数居ます。また、そういう学生に限っておべっかを使ったり、要領よく単位を取ろうとすることもあるので、見ていて嫌な気持ちになってしまうのです。こういう学生を見ると可愛く思えず、何となくこちらも講義に身が入らなくなってしまいます。そんなふうに思ってしまうことが続いたためやめてしまったのですが、私は大学職員に向いていなかったのかもしれません。

スケジュール管理が大変

(30代前半|男性)
私もそうだったのですが、講義を他の大学と掛け持ちでこなしているとスケジュール管理が少し大変だった時がありました。朝から晩まで働くこともありますし、自分のスケジュール管理が結構大変な時もあります。
語学に関しては専門的でありますのでセミナーなどにも呼ばれることがありますし、自分を磨き続ける必要もあるので、皆が思っているほど楽な仕事ではないと思っています。結婚を機に辞めましたが、また機会があればやりたいなとは思います。

年配職員とコミュニケーション取りにくいことがある

(20代前半|男性)
転職して大学職員になったのですが、残業時間がなくなったため残業代がありません。そのため転職の場合、給料は下がる方が大半だと思います。また毎年行事の繰り返しのため、目新しさは生み出しにくい職種です。
最後に、大学教員との接点が多くの部署、業務で発生しますが、年配の大学教員とのコミュニケーションに煩わしさを感じてしまうと大きなストレスになると思います。日頃から円滑なコミュニケーション、関係性を維持し、ある程度寛容な態度を持っていないと業務が滞ってしまうので、これらを我慢できない方にはおすすめできません。

「大学職員で良かった」と感じた体験談や感想

ここでは「大学職員で良かった」と感じた体験談や感想を紹介します。

  • 学習設備や施設が整っている
  • 学生からやる気を貰える
  • 学生が成長していく姿が嬉しい
  • 残業が少なく、プライベート時間が増えた

学習設備や施設が整っている

(20代前半|女性)
1点目は学びたいことが学べる点です。様々な分野に詳しい方が多くいますので、教えていただくことはもちろん、図書館などにある本も充実しており、資料に困ることがありません。
2点目は施設が充実している点です。施設内のトレーニングジムを職員は無料で利用することができたり、カフェなども併設しているところがほとんどですので、業務の合間や後に一息ついたりなどが可能です。また、食堂などは職員は割引価格で利用できたりもしました。
3点目は教員割引が利用できる点です。officeのソフトなどを通常よりも安い価格で購入することができます。

学生からやる気を貰える

(20代後半|女性)
大学職員になって良かったのは、向上心のある学生たちと出会えるという点です。
一生懸命、勉学に励んでいる学生を見ていると、こちらもやる気がわいてきます。それになんとしても力になってあげたいと思えるのです。就活の相談なども積極的にうけるようにしていました。
そして、希望どおりの就職先を見つけた学生が居るとこちらも嬉しくなるのです。社会に出てから楽しく仕事をしている学生などは、卒業してからも近況の報告をしてくれるので、そういう学生を育てられて良かったなと思います。

学生が成長していく姿が嬉しい

(30代前半|男性)
私は外国語学部の教員をやっていました。外国語学部の教員は他の学部の教員と比べて学生との距離が近く、部活の講師としても参加していましたが、学生とご飯を食べに行く機会などもあり、将来の夢や就職についてもいろいろと相談をされたりアドバイスをすることが多かったです。高校を卒業したばかりの大学1年生が4年間で大学を卒業し、しっかりとした会社に就職し、大学卒業後に部活に顔を出してくれてしっかりと成長した姿を見れるは本当に嬉しいです。

残業が少なく、プライベート時間が増えた

(20代前半|男性)
民間企業から転職して大学職員になりました。
大学職員になって良かったと感じたこと、たくさんありますがその中でも1番は残業がなくなったことです。毎日定時で退勤するため、プライベートの時間が驚くほど増えました。もちろん部署によっては多少の残業時間が発生しているところはありますが、それでも民間企業に比べると格段に少ないです。仕事以外の自分の時間、家族との時間を優先したい方には大変おすすめな職業だと思います。

大学職員への就職で失敗しない為に行うべき対策

最後に、大学職員への就職で失敗しない為に行うべき対策を紹介します。

  • 就職相談サービスで大学職員の就職状況を探る
  • 就職先の大学の教育理念を十分理解
  • 文部科学省や他の大学に関するトレンド、動向をチェック
  • 大学職員の就職・転職は高倍率なので、多くの求人に応募する

1. 就職相談サービスで大学職員の就職状況を探る

就職相談サービスの利用は大学職員への就職で後悔しない為に非常に効果的です。

なぜなら、就職相談サービスでは就職予定の企業や事前に準備すべきことを知ることが出来るため。

おすすめの就職相談サービスは以下の通りです。

サービス名就職Shopキャリアスタートキャリアチケットスカウト
対象者18~30代の方新卒学生就職・再就職を希望される方
対応エリア全国全国全国
対応分野就職相談~企業への就職支援就職相談~企業への就職支援個人と企業のマッチングでの就職
利用費用無料無料無料
公式サイト詳細を確認詳細を確認詳細を確認

これらのサービスを事前に利用することで入社前後のギャップで後悔するリスクを下げることが出来ますよ。

実際、多くの方が入社前後のギャップを感じているというデータも出ています。

出典元:PR TIMES

事前に就職相談サービスを利用し、入念な下調べを行っておくことが大切です。

2. 就職先の大学の教育理念を十分理解

まず大事なのは、就職を希望する大学の教育理念をしっかり理解することです。

なぜなら、教育理念は大学の指針であり、これを理解できない、共感できないなら、就職しても「合わない」と感じる可能性が高いからです。

大学の教育理念は、公式ホームページでチェックできます。

まずはそれを確認し、自分自身が「理解できるか」「共感できるか」を確認しましょう。

「何か心に残る」「気持ちが動いた」と感じるなら、その教育理念が自分に合っている証拠。

その後は「この教育理念のどこに共感できたのか?」をじっくり深掘りしてみてください。

選考試験でその旨を伝えれば、より好感を与えることができますよ。

3.文部科学省や他の大学に関するトレンド、動向をチェック

大学職員に就職したい場合、文部科学省や他の大学のトレンド、動向をチェックすることも欠かせません。

なぜなら、大学職員の就職活動では、これらの情報が密接に関わってくるからです。

具体的には面接の場面で以下のような問いかけをされることがあります。

「文部科学省が先月出した方針について、あなたのお考えをお聞かせください」

大学職員の選考では、国の政策についてあなた本人の考えを聞くような問いかけが多いです。

また、就活では他の大学に関するトレンドや動向をチェックすることも重要です。

ここで大事なのは、希望大学と他の大学の「違い」を把握すること。

「この大学には○○がある」と伝えられれば、あなたの志望動機はより説得力が増します。

3.大学職員の就職・転職は高倍率なので、多くの求人に応募する

大学職員への就職で失敗したくないなら、多くの求人に応募することが大切です。

なぜなら、大学職員の就職や転職は高倍率なことが多いからです。

ここでは一例として、「山口県立大学」の倍率をご紹介します。

申込者1次試験2次試験3次試験
52人1倍4倍17.3倍
令和2年度公立大学法人山口県立大学職員採用試験最終合格者

少人数の採用だったこともありますが、それでもかなり激戦区なのがわかるデータです。

大学の求人の多くは、採用人数がそれほど多くありません。

だからこそ、なるべく多くの求人に応募して、受かる確率を高めていくことが重要です!

「大学職員はやめとけ」でよくある質問集

「大学職員はやめとけ」でよくある質問をまとめています。

  1. 大学職員に向いてる人の性格特徴は?
  2. 大学職員に転職して後悔するポイントは?
  3. 大学職員が働ける高年収なホワイト大学ランキングは?

大学職員に向いてる人の性格特徴は?

大学職員に向いている人の性格特徴は以下の通りです。

  • 色んな価値観を持った人と関わることが好き
  • 教育や学習に興味がある
  • 経済的な安定を求める
  • 単純作業やルーティンワークが苦にならない

このような性格の人は比較的大学職員に向いていると言えます。

ただ、職場によっては一緒に働く職員に難があるなど表には出てきていない部分がある職場も。

その為、就職相談サービスなどを利用して積極的に情報収集を行っておくべきです。

大学職員に転職して後悔するポイントは?

大学職員への転職で後悔しやすいポイントは以下の通りです。

  • 若い時の転職では給料が低い
  • 働いた分だけ給料アップできると考えている
  • 場合によっては学生と関わらない部署に配属される
  • 部署によっては激務
  • 人間関係の構築にストレスを感じる

特に大学職員と聞くと「高収入」と感じる人もいますが、若い職員だと以下のように年収は低いです。

  • 1年目:年収300万円ほど
  • 2年目:年収400万円ほど
  • 10年目:年収500万円ほど

年功序列で年収は上がっているので、経験年数が浅いとその分年収も低くなります。

大学職員が働ける高年収なホワイト大学ランキングは?

高い年収のホワイト大学ランキングは以下のようになります。

平均年収.jp

高年収を目指すなら私立大学がおすすめ!

大学職員は以下のような特徴から「ホワイトな職場」とも言われています。

  • 非営利組織なのでノルマがない
  • 大学が無くなることはない
  • 業務内容がルーティン化している

大学職員は1度就職できれば、経済的に安定しやすい職業と言えます。

「大学職員はやめとけ」という意見は性格や考え方次第で異なる。

今回は「大学職員はやめとけ」と言われる理由を紹介しました。

中には否定的な意見もありますが、その人本人の性格や考え方、職場環境で大きく異なってきます。

最後に「大学職員はやめとけ」と言われる理由をおさらいしておきましょう。

  1. 関わる人が多い為、人間関係でストレスを感じる
  2. 肉体的・精神的にきつい業務内容が多い
  3. 大学職員で身につくスキルは汎用性が低い
  4. 少子高齢化の影響で将来性が乏しい
  5. 個人がどんなに頑張っても給料アップに繋がらない
  6. 同じ仕事の繰り返しでやりがいを感じづらい

入社後に後悔しないよう、本記事で紹介している対策を確認して入念な事前準備を行いましょう。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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