職業の真実

「男性看護師はやめとけ」の実態は?実際の体験談や行うべき対策を紹介!

  • 「男性看護師はやめとけ」の理由を知りたい
  • 男性看護師からの体験談や感想を聞きたい
  • 失敗せず就職する為にすべき対策を知りたい

男性で看護師を目指す方の中には「実際の体験談や感想が知りたい」と感じる方も多いのではないでしょうか?

男性看護師には肯定的な意見もあれば、中には「男性看護師はやめとけ」といったような意見も。

そこで本記事では「男性看護師はやめとけ」と言われる7つの理由を紹介します。

男性が看護師になった後に後悔しないよう、事前に体験談や対策をしっかり行っておきましょう。

》『男性看護師への就職で失敗しない為の対策』をすぐ確認

当記事ではSNSやクラウドソーシングを利用し、独自で募集した体験談をまとめています。
募集方法:クラウドワークス

「男性看護師はやめとけ」と言われる7つの理由

「男性看護師はやめとけ」と言われる7つの理由を紹介していきます。

  1. 女性職員が多く、人間関係が難しい
  2. 仕事量に対しての給料が少ない
  3. 肉体・精神へのダメージが大きい
  4. シフトが不規則で家族との時間が作りづらい
  5. 辛さを共感できる仲間が少ない(男性看護師は少ない為)
  6. 給与面の将来性が不安
  7. 実は一般男性の平均年収を下回っている

1.女性職員が多く、人間関係が難しい

女性と仕事で関わるのが苦手だという方は、男性看護師には向いていません。

なぜなら、看護師は女性職員が多く「人間関係が難しい」と感じることが多いからです。

看護roo!

看護師の男女比は【男性11%:女性89%】と女性が圧倒的に多い。

また、仕事の悩みをアンケートした調査では、次のような結果が導き出されています。

調査報告 あなたの仕事のストレスは何ですか?

企業の規模に関係なく「職場の人間関係」がトップになっています。

人間関係の悩みは男女それぞれありますが、看護職は独特な空気感があるのも事実です。

中には女性主体で派閥のようなものがあったり、常にピリピリしている職場も多い。

このような職場の場合、男性看護師は女性への接し方がわからず、人一倍悩むことも増えます。

「女性が多い職場では悩みを相談しにくい」
「男性の割合が多い方が気を遣わないので働きやすい」

こういった声も多い為「男性看護師はやめとけ」という意見も頻繁に沸き起こっています。

2.仕事量に対しての給料が少ない

「仕事量に見合う給料が欲しい」と思っている人も、男性看護師には向いていません。

なぜなら、男性看護師は仕事量に対しての給料が低い傾向があるからです。

男性看護師の主な仕事内容は次の通りです。

  • 診断に必要な検査の準備
  • 医療処置の介助
  • 採血や注射、点滴
  • 服薬の管理
  • 力が必要となる介助

看護師は医師の診療の細かい補助も行う為、仕事量は膨大。

男性看護師は女性より力があり、入浴介助や体位交換などの力仕事を任されることも多いです。

男性看護師はこのように仕事量が多いにも関わらず、給料が平均以下なので、待遇は十分とは言えません。

こういった点から、「男性看護師はやめとけ」という声も多いのが現状です。

3.肉体・精神へのダメージが大きい

心身ともにメンタルが弱い方は、男性看護師の仕事はやめておいた方が良いでしょう。

なぜなら、男性看護師の仕事は肉体や精神へのダメージが大きいからです。

ご紹介したように、看護師は女性が圧倒的に多く男性が少ないです。

つまり、悩みができても相談できず1人で抱えてこんでしまうことも多い。

また、看護職はただでさえ精神的にタフさが求められる仕事です。

業務内容によっては患者の生死に関わることもあり、常に以下のような緊張感があります。

  • 仕事の悩みを相談できない辛さ
  • 業務量の多さに、日々の緊張感

また、女性以上に力仕事や夜勤を任されることもしばしば。

メンタルが弱く、体力に自信がないなら「男性看護師はやめとけ」という言葉を聞き入れた方が良いでしょう。

4.シフトが不規則で家族との時間が作りづらい

「家族と過ごす時間を大事にしたい」と思っている方も男性看護師には向いていません。

なぜなら、男性看護師の仕事はシフト制であることも多く、家族との時間が作りづらいからです。

男性看護師の勤務時間は職場によって異なります。

仮にシフト制を採用していた場合、勤務時間例は次のようになります。

  • 日勤(8:00~17:00)
  • 準夜勤(16:30~0:30)
  • 深夜勤(0:00~8:30)

ちなみに、夜勤がある職場の多くは、月の夜勤の時間を「72時間まで」としています。

「2006年から入院基本料の通則として、「複数夜勤」とともに「72時間以下」が要件となった」

入院基本料の通則 「看護職員の 月平均夜勤時間72時間要件」について

多くの職場で夜勤勤務時間の上限が設けられていますが、連勤が続けば当然体力的に辛くなります。

また、夜勤が多いと家族とのコミュニケーションは取りづらくなるでしょう。

結婚して子どもがいるなら家族との時間は大事に過ごしたいですよね。

すれ違いが多くなれば、家族との間に溝がうまれる…なんてことにもなり兼ねません。

そういったデメリットもある為、既婚者は特に「男性看護師はやめとけ」と言われています。

5.辛さを共感できる仲間が少ない(男性看護師は少ない為)

「同じ立場の同僚がいた方がいい」と思う方も、男性看護師には向いていません。

なぜなら、看護師は女性の割合が極端に多く、同じ立場の男性看護師が少ないからです。

看護師の仕事はやりがいもありますが、以下のように辛いこともたくさんあります。

  • 医師や他の女性看護師との関係
  • 患者とのコミュニケーション
  • 仕事内容は患者の健康に直結するものばかり…

こんな悩みを気軽に相談し合える相手がいるだけで、気持ちが楽になります。

ですが、男性看護師の場合は「気軽に相談できる相手」が少ないのが現状。

中には、職場の科や病棟の男性看護師は自分しかいない、ということも。

このような環境では、なかなか悩みを打ち明けることはできません。

働く前は「男性が少なくても大丈夫!」と思っているかもしれません。

ですが、実際に働いてみると男性が極端に少ない環境はかなり孤独感があります。

こういった現状もあり「男性看護師はやめとけ」という声も多く上がっているのです。

6.給与面の将来性が不安

「将来的に安定した職に就きたい」方は男性看護師はやめておいた方が無難かもしれません。

なぜなら、男性看護師は給与面から将来性が不安視されている為です。

男性看護師は仕事量に対して給与が低い傾向があります。

その為、将来結婚して家庭を持った場合、生活が維持できるのか不安に思う方が多いのです。

経験に応じて昇給はあるとしても、年収は一般企業の男性と比べると低いのが現状。

将来的な人生設計を考えるなら、男性看護師だけの給与だけでは足りなくなる恐れも。

給与面が不安なら、男性看護師以外の仕事を選んだ方が現実的かもしれません。

そういった給与面の不安もあり、「男性看護師はやめとけ」という声も多く聞かれています。

7.実は一般男性の平均年収を下回っている

「平均年収以上は稼ぎたい」と思っている方にも、男性看護師はおすすめしません。

なぜなら、男性看護師の年収は全職種の平均年収を下回っているからです。

まず、年齢別の男性看護師の平均年収は次のようになっています。

出典元:バイトルPROマガジン

一般男性の平均年収は以下のようになっています。

出典元:ファイナンシャルフィールド

50~54歳を対象にした男性看護師と一般男性の平均年収の比較は次の通りです。

  • 男性看護師…586万3,200円
  • 一般男性…677万円
バイトルPROマガジン

50~54歳の一般男性と男性看護師の平均年収を比較すると、約100万円近くの差があります。

男性看護師は夜勤など仕事量も多いですが、給与にはあまり反映されていない傾向があります。

このような現状もあり「給与面を考えるなら男性看護師はやめとけ」という意見も多く聞かれます。

「男性看護師はやめとけ」に当てはまらない人の特徴とは?

次に「男性看護師はやめとけ」に当てはまらない人の特徴を紹介します。

  • 国家資格で安定した給料を稼ぎたい
  • 比較的安定した雇用の職場で働きたい
  • スキルアップ、資格取得で収入が増える仕事をしたい
  • 患者に感謝され、やりがいを感じる仕事をしたい

国家資格で安定した給料を稼ぎたい

長期的に安定した給料を稼ぎたいなら「男性看護師はやめとけ」に当てはまりません。

なぜなら、男性看護師は国家資格の仕事で給料が安定しているからです。

ご紹介したように、男性看護師は一般男性の平均年収より下回ります。

ですが、年々昇給が得られますし、勤続年数に応じて給与も増える傾向があります。

バイトルPRO MAGAZINE

1~4年目の年収は400万円代と低めですが、経験を積めば積むほど年収がアップします。

また、将来的に役職や管理職に就けば、より高収入を得ることができるでしょう。

もし家族がいるなら、40代、50代は子どもの学費や家の購入など、何かとお金がかかる時期。

男性看護師ならそのようなタイミングで高収入を得ることができるのです。

「着実にキャリアアップしたい」

「家族の為にも、とにかく安定した給料が欲しい」

このように思っている方は、男性看護師のような国家資格の仕事はメリットが高いと言えます。

比較的安定した雇用の職場で働きたい

「安定している雇用の職場で働きたい」という方も「男性看護師はやめとけ」に当てはまりません。

なぜなら、男性看護師の需要は一層高まると考えられており、安定して働ける可能性が高いからです。

総務省統計局が示している高齢者の人口データによると、高齢者人口は上昇が続いています。

出典元:総務省統計局

総人口に占める高齢者人口の割合の推移をみると、1950年(4.9%)以降一貫して上昇が続いており、1985年に10%、2005年に20%を超え、2020年は28.7%となりました。

総務省統計局

今後2030年には3人に1人が高齢者となり、医療の需要はより高まるとみられています。

需要が多ければ当然供給も多くなるので、希望すれば働きやすいとも言えます。

また、男性看護師は給与やボーナスも高水準で、景気に左右される業態でもありません。

一度職に就けばリストラされる可能性も低く、望めば長期的に働くことが可能。

さらに、男性看護師は国家資格なので転職をする際も好条件で再就職ができます。

遠方へ引っ越したり、何らかの事情で退職したとしても、安定して働くことが出来るのは大きなメリットです。

スキルアップ、資格取得で収入が増える仕事をしたい

自身のスキルアップに応じて収入を増やしたい方も「男性看護師はやめとけ」に当てはまりません。

なぜなら、男性看護師はスキルアップや資格取得で収入を増やすことができるからです。

看護業界は基本女性が多いですが、患者の身体を支える精神科では多くの男性看護師が活躍しています。

精神科では看護ケアの質を高める目的で「精神科認定看護師制度」が設けられています。

この制度では、所定の教育課程を修了して認定資格に合格すれば、昇格や昇給を付与する職場も。

ご紹介した制度は一例で、他にも以下のような資格を取得すれば収入を増やす事が可能。

  • 認定看護師
  • 専門看護師
  • 認定看護管理者

スキルや資格を取得することで収入が増えればモチベーションも上がりますし、やりがいも持てます。

「自分次第で給料が上がる!」ことに魅力を感じる方は、男性看護師という仕事はまさに天職だと言えるでしょう。

患者に感謝され、やりがいを感じる仕事をしたい

患者と直接関わり、感謝される仕事がしたい方も「男性看護師はやめとけ」に当てはまりません。

なぜなら、男性看護師は患者に感謝されることも多く、働き方によってはやりがいを持てる仕事だからです。

男性看護師の仕事は、患者の健康や命に関わるものばかり。

誠心誠意接すれば、患者やその家族が信頼してくれますし、感謝を伝えてくれます。

そのような時間がただの「学び」に留まらず、実践でも役立てるのは大きな魅力。

自分の学びが直接患者の健康に繋がる点は、看護師ならではのやりがいだと言えるでしょう。

「人の役に立ちたい」

「『ありがとう』と直接言われる仕事がしたい」

このように思っている方は男性看護師をぜひ目指してみてはいかがでしょうか?

「男性看護師はやめとけ」と感じた体験談や感想

ここでは「男性看護師はやめとけ」と感じた体験談や感想を紹介します。

  • 口下手だと辛い
  • 「男性看護師だから」というレッテルが貼られてしまう
  • 友人が作りづらい
  • 患者同士の喧嘩仲裁など、嫌な現場を押し付けられる
  • 職員の風当たりがきつい
  • 思っているほど年収は高くない
  • 給料が安すぎる
  • 雰囲気になじめない
  • 仕事が激務

口下手だと辛い

(20代後半|男性)
やはり女性が多い職場であるため、それに対して言い方や対応などによって悪く取られてしまうことがあります。なので口下手であると少し辛いことがあります。
どの職場にもあることですが、嫌な上司がいることです。仕事を押し付けることがありまし、意味のないことで突っかかってくることもあります。メンタルが強くないとやっていけないので、ただ、優しいだけでは続けていくのは難しいと思います。
患者さんによっては女性の職員の対応をしてほしいと言われることがあります。それに対してマイナスに捉えずに個性であるように考えていけないとストレスになります。

「男性看護師だから」というレッテルが貼られてしまう

(20代後半|男性)
私が病院で働いていた時のことです。私は、生活上、少しものを乱雑に扱ったり、使用したりすることがあります。病院の私物が壊れていたりすると、病院の女性お局さん
たちが、まず男性看護師を疑って、壊れた原因を探ろうとすることがあります。そう言った時に、心の底から、
むいてないと、思う瞬間があります。私というより、男性看護師のレッテルが貼られてしまうことに、嫌気がさしてしまい、その病院はやめてしまいました。職場によってのお局さんの種類はたくさんあります。

友人が作りづらい

(30代後半|男性)
女性が多い職場であるので、女性と友達になろうと仲良くすると、少し周囲の目を気にするところがあります。まだまだ男性看護師の数は少ないので、友人となる同僚を同性で作るのであれば少し難しいかもしれません。臨床工学技士さんや臨床検査技師さん、放射線技師さん達は男性が多いので、友人となるならその職種の方々になるかと思うのですが、職種が違う時点で少し共感が得られにくい部分があります。どちらかと言うと女性社会の中で孤独に働く男というイメージがどうしてもあります。
給料の面で言えば、かなり少ない職場もあるかもしれません。給料アップを目指して転職をしていかなければならないでしょう。

患者同士の喧嘩仲裁など、嫌な現場を押し付けられる

(20代後半|男性)
入院病棟ともなれば、患者さんは生活スペースをシェアする密な関係にもなってくるわけです。そうなると、どうしても人間トラブルが起きることもあります。つまりは喧嘩も短いスパンで置きます。
これははっきり行って間に割って入るのが怖いです。でもそこは男だからということで、他に女性スタッフがいても。とりあえず私が仲裁に入ることになります。頼られるのは良いですが、こちらも怖いので男性だからと怖い現場を任せないで欲しいです。
男性で困るのは、着替えのスペースや荷物起きの場などが、用意されていない現場もあることです。用意はあってもあきらかに設備が不充実なこともあります。やはり女性がメインの場所でやっていくとなると、気遣いも必須です。そういった配慮で心が疲れるという人だとやめておいたほうがよい現場だと思います。

思っているほど年収は高くない

(40代前半|男性)
やめた方が良いと思うのは主に給料です、個々の価値観にもよりますが世間から見られているほど年収は高くありません。市民病院などで働くと公務員扱いになるので年収は高めですが個人の病院となると話は別です。
若いうちは高く思われがちですが昇給が少ないので歳をとるに連れて他の職種の方が年収が高いです。そして働ける科が限られている事です。
病院なら整形外科・精神科・救急くらいしか無いので多くは精神科になり、後は老人保健施設になるのであまり選べれないです。それを分かっている人から「給料低いからやめた方がいいよ」と言われてしまいます。

職員の風当たりがきつい

看護師をしてます32才男です。悩み聞いてください。 大病院の病棟で勤務5年、職場の風あたりが非常に冷たいです。ベテランの扱いを本来受けるべき年数ですが真剣に取り組んでもうわの空で力 が入りません。他と同じことをやってても自分ばかり責められ続ける毎日です。患者側からも覚えられやすいからかすぐ話題なにるようで、あることないこと言われていると耳にしました。 男だから夜勤は当たり前で、外来に行くこともできず、個人クリニックで雇ってもらえるわけでもない。 上司に相談するもあなたは男だからしっかりするしかないの一点ばりです。分かってはいるんですが、ここ最近特にしんどいです。

Yahoo知恵袋

給料が安すぎる

死にたいです 看護師はならない方が良かったなのかなと後悔してます。 給料も安いし仕事もきついのに、薬剤師にはしょうがないですが、理学療法士とかの給料よりも低いです。 だって看護師で10年以上経験ある人が、薬剤師の新卒で入った人と年収が一緒です。 看護師やってても夢も希望もありません。 いっそのこと、まだ24ですし、薬学部か理学療法士の専門学校行った方がマシですか?

Yahoo知恵袋

雰囲気になじめない

職場に馴染めない男性看護師です。 とある地域医療支援病院で1年半働いてます。 いじってもらえることは多々あり可愛がってもらってるという実感はあるのですが職場に全く馴染めず肩身が狭い状況で仕事をしています。 数ヶ月前までは仲良くなるためのコミュニケーションも頑張らなきゃと思い仕事の邪魔にならない程度に雑談をもちかけたりしてました。 1対1だと相手も合わせてくれるから問題ないのですが、複数人になると化粧や香水、男の話などになり男性の自分からはまじれない雰囲気になってしまいます。

Yahoo知恵袋

仕事が激務

男性看護師です。 安定とやりがいを求めて就職したはいいものの、思ってた以上に激務だった+給料もなかなか上がらないと聞いて、安易だったなと思っています、、、 こんなんでずっと続けられるとは思わないし、人生おわた、、、

Yahoo知恵袋

「男性看護師で良かった」と感じた体験談や感想

ここでは「男性看護師で良かった」と感じた体験談や感想を紹介します。

  • 男性患者のプライバシー保護が出来る
  • 女性看護師が嫌いな患者の対応ができる
  • 女性が出来ない仕事をすると頼りにされる
  • 男性看護師の存在が一部の患者の心の支えになる
  • 社会的信頼が高く、ローンを組む際に有利

男性患者のプライバシー保護が出来る

(20代後半|男性)
現役の看護師として働いています。男性看護師になってよかったと感じたことは、若い男性の患者さんの羞恥を伴う処置等に置いて自分が行うことで、男性患者へのプライバシーの保護ができることです。その後患者自身にありがとうと感謝されることため男性看護師になってよかったと思います。
 精神科や救急など急な休みが無く長く勤めてくれると職場から言われるためそれもなってよかったと思いました。
 以前看護婦という女性の仕事とされていましたが、看護師になり、男女問わず患者の援助を行い感謝される仕事であるためなってよかったと思います。

女性看護師が嫌いな患者の対応ができる

(20代後半|男性)
私は、老人ホームで働いているメンズ看護師です。嬉しかったエピソードは、日々生活している利用者様の回復や前進が見込まれた時に、嬉しさややりがいを感じる場面があります。特に女性看護師が嫌いな利用者様にあたるときは、自分でもやっいてよかったなと思う瞬間があります。他職種に男性看護師がいると、活気があったり、介助看護が心強いと言われることがあります。再就職する人にとっては、就職活動の励みとなると言えます。

女性が出来ない仕事をすると頼りにされる

(30代後半|男性)
医療は私たちの生活に欠かせない職種であり、医療の仕事という点で周囲の目をまず惹くでしょう。その医療業界の中でも看護師は割とメジャーな存在ではありますが、女性のイメージがつきまとう中で男の看護師というのはさらに異色を放つ存在になると思います。目立つ存在になれます。
男の看護師は肉体的に女性よりは力があるので、ほんの少しの筋力を使う仕事をするだけで、女性から「すごい」など頼りにされることが多々あります。看護師以外の医療の職種も女性が多い(看護助手さんや事務さん)ので、女性同士の人間関係の悪い中でも男性看護師は人間関係を避けて仕事を出来るというのも大きなメリットです。
求人の数も看護師である以上、数多くあるので嫌な職場があればすぐに辞めて新しい職場で働けるというのも魅力です。

男性看護師の存在が一部の患者の心の支えになる

(20代後半|男性)
予想していたことではありますが、やはり女性がメインの現場です。皆が意地悪なことはないですが、性別の違いからどこかいたたまれない気持ちで現場にいることもありました。少し居づらく思った時期もありました。しかし、患者さんの中には男性がいてくれて良いという人もいます。高齢の女性の患者には男性が来てくれる方が嬉しいという人もいます。女性が苦手な男性の患者さんからは、物が頼みやすくて助かるともいってくれます。男性の自分がいることで人の助けとなることが分かったことは嬉しかったです。

社会的信頼が高く、ローンを組む際に有利

(40代前半|男性)
社会的信頼が高いという事です、住宅ローンやオートローンを組む時に「看護師さんなら大丈夫です」とよく言われます、いわゆる「属性が良い」という事です。
確かにローン審査が通らなかった事はありません。そして職業を聞かれると男性という事もあり「凄いですね」「頼もしい」「大変だけど安泰ですね」などと尊敬の眼差しで言われるので少し鼻が高い感じです。
仕事は大変ですがやり甲斐があり患者やその家族から感謝の気持ちを言われるのでこの仕事をしていて良かったと思います。

男性看護師への就職で失敗しない為に行うべき対策

最後に、男性看護師への就職で失敗しない為に行うべき対策を紹介します。

  1. 就職相談サービスで男性看護師の現状を探る
  2. 以前働いていた友人・知人から話を聞く
  3. 病院・施設見学の際に男女比を確認
  4. SNSや質問サイトで男性看護師のユーザーに相談

1.就職相談サービスで男性看護師の現状を探る

男性が看護師で後悔しない為に「就職相談サービス」の利用は非常に効果的です。

なぜなら、就職相談サービスでは就職前に取集すべき情報や就職先の口コミなどを知ることが出来るから。

お勧めの就職相談サービスは以下の通りです。

サービス名就職Shopキャリアスタートキャリアチケットスカウト
対象者18~30代の方新卒学生就職・再就職を希望される方
対応エリア全国全国全国
対応分野就職相談~企業への就職支援就職相談~企業への就職支援個人と企業のマッチングでの就職
利用費用無料無料無料
公式サイト詳細を確認詳細を確認詳細を確認

このようなサービスを入職前に利用しておくと、男性看護師で後悔する可能性を下げることが出来ます。

ちなみに、以下を見ると入職後にギャップを感じている人が非常に多いというのが分かります。

出典元:PR TIMES

入職後のギャップで後悔しない為にも、就職相談サービスでの下調べは重要になります。

2.以前働いていた友人・知人から話を聞く

看護師として就職したいなら、勤務経験がある友人や知人から直接話を聞くのがおすすめです。

なぜなら、看護師の仕事は勤務場所によって異なることが多いからです。

友人や知人に勤務経験者がいるなら、「所属していた科ではどんな仕事してたの?」と聞いてみましょう。

ただ、その友人や知人が仕事を辞めている場合は看護職に不満を持っていることも。

その為「最悪だった」など誇張して話すことも十分あり得ます。

感情的な話になった場合はすんなり信じるのではなく、冷静に判断することも大切です。

とはいえ、近い距離の人ならより深く、リアルな話も聞けるのも事実。

気になることがあればどんどん質問をぶつけて不安や疑問を解決していきましょう。

3.病院・施設見学の際に男女比を確認

看護師への就職を考えているなら、病院や施設見学も重要なポイント。

なぜなら、気になる病院や施設を間近で見ることで、看護師の業務内容や空気感がわかるからです。

男性看護師がチェックしておくべきことの1つが「職場の男女比」

ご紹介した通り、看護職では女性が圧倒的に多く男性が少ない傾向があります。

だからこそ、人間関係の悩みがあったり、辛さを打ち明けられない…。なんてことも。

さらに男性が少ないと、夜勤や力仕事などを自分がより多く行う可能性もあります。

見学先に男性看護師がいるなら直接気になることを相談してみるのもおすすめ。

その際はチャンスを逃さず、疑問をぶつけてみてくださいね!

4.SNSや質問サイトで男性看護師のユーザーに相談

就職で失敗したくないなら、SNSや質問サイトを活用していきましょう!

なぜなら、SNSや質問サイトには男性看護師ユーザーも多くいるからです。

就活で悩むことがあっても、知人に男性看護師がいないと疑問を解決するのは難しい。

ですが、SNSや質問サイトなどのネット上ならユーザーが多いので不安や疑問を解決できます。

TwitterやInstagramをはじめ、ヤフー知恵袋などを活用してみるのも良いですね。

SNSと質問サイトの特徴は次の通りです。

  • SNS…自分から男性看護師ユーザーを探す
  • 質問サイト…書き込んだ質問を男性看護師ユーザーに見つけてもらう

より早く相談、回答が期待できるのはSNSです。

一方、質問サイトは複数の男性看護師から回答を得られやすいとも言えます。

ぜひ自分に合った方法を活用してみてくださいね。

「男性看護師はやめとけ」でよくある質問集

「男性看護師はやめとけ」でよくある質問をまとめています。

  1. 「男性看護師は結婚できない」と言われる理由
  2. 男性看護師の職場恋愛は多い?
  3. モテる男性看護師の特徴は?
  4. 男性看護師はいらない?必要性について

「男性看護師は結婚できない」と言われる理由

男性看護師だから結婚できないという事はありません。

ただ、中には「男性看護師は結婚できない」という意見を持った人も。

理由としては以下の通りです。

  • 女性看護師に囲まれているので、遊んでそうに見える
  • 夜勤があるので家族との時間確保が難しそう など…

男性看護師は女性から上記のようにみられることが多い。

実際、看護師同士の職場恋愛は医師に次いで2位というデータがあります。

ナースではたらこ

「職場恋愛が多い=遊んでそう」というイメージが結婚できない原因に繋がっているかもしれません。

モテる男性看護師の特徴は?

男性看護師に限らず、以下のような特徴の男性はモテやすいと言えます。

1位「清潔感がある」 57.6%
2位「尊敬できる」 49.2%
3位「礼儀正しい」 47.0%
4位「さわやかで清潔感のある服装・ヘアスタイル」 45.8%
5位「怖くない・威圧感がない」 36.7%
6位「自分にあったムリのないオシャレをしている」 35.7%
7位「顔がいい」34.7%
8位「どの女性にも平等な態度で接してくれる」 32.1%
9位「声がいい」 31.7%
10位「下心が出ていない」 30.7%11位「女性の動くスピードに合わせてくれる」27.1%
12位「女性から話しかけやすい・話したいと思われる」24.9%
13位「仕事に熱中できる」23.7%
14位「ほめるべきところ・ほめてはいけないところを知っている」22.7%
15位「自分の趣味・世界を持っている」20.7%

※回答者502名

マイナビニュース

やはりどの業界でも清潔感のある男性はモテるということですね。

男性看護師でモテたいのであれば、上記の特徴を意識して仕事するようにしましょう。

男性看護師はいらない?必要性について

職場によっては、男性看護師がいらない(重要性が低い)という可能性はあります。

ただ、以下のような分野では筋力や体力を必要とする為、男性看護師は歓迎されます。

  • 手術室
  • 救急外来
  • 精神科 など…

職場によっては男性看護師がいることで女社会のバランスが取れていることも。

また、患者によっては女性よりも男性にケアしてもらいたいという人もいます。

男性看護師の役割をまとめると以下のようになります。

  • 体力や筋力を使う仕事を任せられる
  • 職場のムービーメーカーになる
  • 一部の患者のケアに重宝される

男性看護師でも職場によっては必要不可欠なスタッフの1人となります

「男性看護師はやめとけ」は職場環境で大きく異なります。

今回は「男性看護師はやめとけ」と言われる理由や体験談を解説しました。

中には「男性看護師はやめとけ」という人もいますが、職場によっては必要不可欠な存在です。

今回紹介したやめとけと言われる理由は以下の通りです。

  1. 女性職員が多く、人間関係が難しい
  2. 仕事量に対しての給料が少ない
  3. 肉体・精神へのダメージが大きい
  4. シフトが不規則で家族との時間が作りづらい
  5. 辛さを共感できる仲間が少ない(男性看護師は少ない為)
  6. 給与面の将来性が不安
  7. 実は一般男性の平均年収を下回っている

今から男性看護師を目指す人や就職先を探している人は、事前に下調べをしっかり行っておきましょう。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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